浄水場の仕事内容を紹介!普段どんなことをしているのか

はいどうも、やんやんです。

 

浄水場では見学対応をしているところがあります。

 

主に小学生の社会見学の一環として浄水場を見学していますが、県外のお偉いさんや米軍の関係者が見学に来ることもありますね。

 

普段みんなが使っている水はどこから来ているのか、どのようにして作られるのか、知らない方のほうが多いと思います。

 

小学校の時に見学したことがある方でも、遠い昔の事で記憶にないという人もたくさんいることでしょう。

 

という事で今回は、浄水場の仕事内容について紹介していきたいと思います。

 

全国の浄水場が全く同じ仕事内容かと言われると違うと思うので、私が働いている浄水場の仕事内容でお伝えしていきたいと思います。

浄水場のお仕事は大きく分けて3つ!

ざっくり分けると、場内・場外・水質検査の3つです。

 

全部を紹介するとかなーり長くなるので今回は、場内の仕事だけを詳しく紹介していきます。

場内

場内の仕事は、大きく分けて4つあります。

  1. 運転管理
  2. 電気担当
  3. 機械担当
  4. 土木担当

運転管理

運転管理の仕事は、1日にどれぐらい水を処理する(作る)かを今までのデータを見ながら計算します。これを水量調整といいます。

 

この水量調整は毎日微妙に違い、天気・季節・行事ごとに大きく影響されます。

 

例えば、夏の暑い日であれば、たくさん洗濯するしシャワーを浴びる回数も多く、水を大量に使うだろうと予想します。

 

そして、過去の同じような季節・時期の水の使用量を確認しながら、今日はおそらくこれぐらいは使うだろうとおおよその量を決め、浄水場での処理量を増やしたり減らしたり調整します。

 

また予想が外れることも全然あるので、予想より使用量が多い・少ない場合のどちらに倒れても対応できるように調整しなければいけません。

 

水を多く作り過ぎてもオーバーフローするかもしれないからダメだし、逆に少なすぎると断水する危険性があるので、いい塩梅の調整が必要です。

 

この水量調整は、経験を積まないとマジで難しいです。

 

初めのうちはベテラン職員とともに2~3名で使用料を予想し水量調整するので、初心者にいきなり全部任せるという事はありませんが、いずれは1人で行う業務です。

 

そしてこれが出来るようになって、ようやく一人前って感じですね。

 

電気担当

電気担当は、主に設備の電気周りの保守点検です。

 

場内外の機械が停電の際に自家発電でちゃんと動くのか、故障する箇所がないのかを点検しています。

 

また、電気の使用量なども細かくチェックしており、電気代の削減のためにどのように浄水場を運用していけば効率がいいのか研究しています。

 

正直、電気担当の仕事はやってること自体が難しいので説明するのが難しいです。笑

 

機械担当

機械担当は、設備の修理や維持管理をしています。

 

場内外の機械、たとえば薬品の注入機や送水ポンプが故障した際の修理や、修理業者との調整などが主な業務ですね。

 

電気担当と仕事内容が似てるところもありますが、どうやら、目に見える物を修理するのが機械担当で、それ以外の電気関係の故障が電気担当らしいです。

 

はい、正直よくわかっていません。笑

 

土木担当は、場内・外の工事を業者に依頼する工事絡みの業務が多いです。

 

また漏水など管路事故の際に、現場での作業・交通誘導、工事業者への連絡や調整など様々な業務を同時に行うので、経験・判断力・コミュニケーション能力が必要です。

まとめ

以上が主に浄水場内での仕事です。

 

これ以外にも、場外での仕事や水質検査の仕事などいっぱいあるので後日紹介したいと思います。